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共育ラボは困ったときに役立つ、そんな教育メディアを目指しています。誰もが抱えている教育に関するお悩みについて、みんなで考えて、みんなで悩んで、みんなで成長していく。そのために、私たちは子育てのヒントとなるような情報を提供し続けていきます。

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困ったときに役に立つ、そんな教育メディアになりたい

学生時代の進路選択、親になって初めて実感した子育ての大変さ、思春期のお子さんとの関わり方、進化するAI時代に我が子にはどんな働きかけをしたら良いのか。 いつの時代も私たちは「教育」というテーマに直面しています。親御さんも先生も、もちろん子どもたち本人も、いろんな局面で悩んだり困ったりします。 そんな時、そんな場面で、気づきを得たり、ほっとしたり、明るい先が少し見えたり、そんな媒体(メディア)があったらと思い、「共育ラボ」は誕生しました。 共育ラボをはじめる理由「教育」に

    • 反抗期の子に"気づき"を与える言葉かけ7選

      親にはツライ子どもの反抗期。しかし、もっと困っているのは子どもかもしれません。 こじらせずに反抗期を超え、新たな親子関係を迎えるために、家庭でできることを考えていきましょう。モヤモヤを脱するためには、出口が必要です。 今回は子どもに気づきを与える言葉かけ7選をご紹介します。  反抗期の子どもの様相反抗期には、第一次反抗期(自分でやりたいという自己主張が生まれる2〜3歳ころ)と、第二次反抗期(自立心が芽生え、自分の価値観を確立していく時期)があります。 特に第二次反抗期

      • 子どもがぐんぐん伸びる夏休みの過ごし方

        「長期休みは憂鬱になる」という親御さんも多いのではないでしょうか。理由は様々ですが、共働きの場合は子どもが親の目から離れた状態で家にいることに不安を覚えるようです。 また、長期休みは子どもにとってリズムが崩れやすい時期です。それもあって、親御さんは極力リズムが崩れないように規則正しい生活を子どもに課したいと思っていますが、その通りにはなかなかならず、イライラが募るということもあります。 一方で、長期休みを逆転発想して、「このような時期だからこそ、子どもの成長、学ぶ力を高め

        • 逆算思考がカギ!定期テストで身につける学習計画力

          中間テスト・期末テストは中学生・高校生にとって、学習の進捗を確認する大切なイベントです。ただ、これらの定期テストで伸ばすことができるのは「学力」だけではありません。 高校受験・大学受験に向けて大切な能力である「学習計画の作成・遂行」の能力を鍛える、これ以上ない場なのです。 各学年の1学期の期末テストは、その中でも特に良いトレーニングの場となります。親御さんが適切な声かけをし、「どのような勉強をすればよかった」をお子さんに考えるよう促すことで、「自分で勉強を進める力」を身に

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        • 共育ラボ ✕ 江藤真規さん
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        • 共育ラボ ✕ 石田勝紀さん
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          後から表れる過干渉の弊害〜過干渉から離れる3つのコツ〜

          「子どもの時間の使い方に口出しする」 「子どもの人間関係に助言する」 「子どもの机の中やスマホを覗いてしまう」 これって、もしかしたら過干渉?  「放っておいたら大変なことになるので、気づかせないと」   「育ちの環境を整えるのは親の仕事でしょ?」 「悪い習慣は早めに摘み取っておかないと」 もちろん、親側には「それなりの理由」があるのですが、子どもは日々成長する主体です。行き過ぎた援助や、子どものプライバシーを踏みにじる可能性のある行為は、成長の機会を狭めてしまう過干渉

          後から表れる過干渉の弊害〜過干渉から離れる3つのコツ〜

          原因は親の◯◯?地方の教育格差

          地域による情報格差はあるのか地域によって情報格差が起こり、それが勉強面でも影響を与えるのではないかと懸念される気持ち、よくわかります。どこに住んでいるかということは、重要なファクターの一つだからです。しかし、それは一昔前までの話です。 今や情報はネットを通じてスマホで簡単に誰でも等しく得られる時代です。さらに、コロナ禍で急速に伸びたYouTube視聴も、以前は大人たちが眉を潜めていたツールでしたが、現在では多くの人が当たり前のようにYouTubeを視聴し、さらに配信者が激

          原因は親の◯◯?地方の教育格差

          テストの結果にどう声かけする?子どもの心を動かすシンプルな言葉5選

          まず目に入るのは点数。次に、自分が期待していた点数との比較が始まり、「よかった!」「駄目だった」という判断が下ります。心から応援しているわが子だから、こういった気持ちになってしまうのは避けられないこと。 しかし、自分が感じたことを、即座に言動として子どもに伝えるのは、できる限り避けたいものです。思うようにならなかった結果に対して、「こんな点数とってどうするの」と言うのはもちろん、「よくできた!」と言い過ぎることも。 子どもの心は言葉で動きます。テストの結果に親はどう対応す

          テストの結果にどう声かけする?子どもの心を動かすシンプルな言葉5選

          脱・英語嫌い!英語に興味をもたせるために親ができる工夫

          変化する英語教育で求められるもの英語は小学校5年生、6年生で教科化されました。その2年間で英単語数は600〜700と言われ、2024年度の小学校教科書改訂から単語数が限りなく700に近くなると言われています。小学校によっては小1から英語に力を入れている公立学校もあり、英語に対する意識は高まる一方です。 また、2020年から順次改訂された学習指導要領では、「思考力」が重視されることになり、それに伴って「考えさせる問題」が入試でも続出しています。 例えば、大学入学共通テスト

          脱・英語嫌い!英語に興味をもたせるために親ができる工夫

          学年上位が実践している定期テスト対策の3ステップ

          中学校で学期ごとにおこなわれる定期テスト。その結果は、高校入試の際に重視される内申点にも大きく影響します。 さて、この定期テストの対策、お子さんはちゃんと勉強できていますか? 「頑張ろうと思ってるんだけど、勉強のやり方がわからない」なんていうお悩みを抱えてはいないでしょうか? 今回は定期テストの効率的な対策法として、私がいつも子どもたちに伝えている勉強のやり方を紹介します。 平均90点以上取る子たちが実践しているのが、次の3つのステップです。 順に詳しく説明していき

          学年上位が実践している定期テスト対策の3ステップ

          「学校に行きたくない」と言われたら…

          「学校に行きたくない…」 できれば聞きたくなかったこの言葉は、ある日突然聞こえてきます。 「もしや…」 不登校児童生徒数が年々増え続けている事実が、親の不安を掻き立てます。 文部科学省のデータによれば、令和4年度の小・中学生の不登校児童生徒数は299,048人と過去最多。前年度からは54,108人の増加(前年度22.1%増)と、想像を超える勢いです。 もはや「特別なこと」ではなくなった子どもの不登校。個人の問題を超え、社会の課題をあぶり出している現象と言っても過言で

          「学校に行きたくない」と言われたら…

          中学生が知っておくべき定期テストの真実

          中学校に入ると、子どもたちの前に立ちはだかるのが定期テストです。小学校で行われていたテストとは大きく違うため、戸惑う生徒、親御さんも少なくありません。 さらに、定期テストの結果は、高校入試の際に重視される内申点にも大きく影響します。 そのため、早いうちから「定期テストにどう対応していくか?」という心構えを親子で共有しておくことは大切です。 充実した中学校生活を過ごすためにも、また、高校進学の選択の幅を広げるためにも、 知っておきたい定期テストについて、詳しく解説します。

          中学生が知っておくべき定期テストの真実

          "計画的に"勉強を進めるスケジュールの立て方

          中学校に進学するタイミングで、「自分で計画的に学習するようになってほしい」と考える親御さんは多いのではないでしょうか。 お子さんが小学生の間は親御さんが学習計画を立てたり、進み具合をチェックしたりするご家庭も多いかもしれません。ところが、中高生になるとそのような管理も難しくなってきます。 なぜなら、テストやレポートの日程・範囲などは基本的にお子さんにのみ伝達されることが多いからです。つまり親御さんが学校の学習内容をすべて把握するのは難しいということですね。そのため、お子さ

          "計画的に"勉強を進めるスケジュールの立て方

          新年度に必見!進級・進学をチャンスにする"3つの工夫"

          昨日と今日。たった一日では何も変わらないのに、進級・進学が絡むと、たった一日が大きな違いを生み出します。 昨日まで小学生だったのに、今日から中学生。 昨日まで2年生だったのに、今日から最終学年。 意識が大きく変化するのが、環境が変わるタイミング。しかし、ここぞとばかりに親の期待値が高まり過ぎてしまうと、子どもがストレスを抱えてしまうことも。 節目を上手に活用するための親の関わり、言葉かけについて考えていきましょう。 期待と不安が交差する「新しい環境」緊張とともにスター

          新年度に必見!進級・進学をチャンスにする"3つの工夫"

          中学受験しない小学生、将来のために何をする?

          中学受験するべきなの?今は中学受験が加熱しており、「小1から進学塾に行かないと合格できない」という情報を聞いたことがあるかもしれません。 しかし、実際は全国平均で7.7%の子しか私立中学に進学していません。 東京だけ突出して25%と多いため、首都圏の印象が広がっているのだと思います。それでも4人のうち3人は公立中学に進学しています。ですから一般的に公立中学進学が通常の形です。 筆者は20歳で学習塾を開設して、公立に通う小中学生を指導する傍ら、東京の私立中学高校の常務理

          中学受験しない小学生、将来のために何をする?

          「子どもの主体性」というジレンマ―子育て家庭へ届けたい3つの処方箋

          見通しの立たない未来社会を生きるにあたって、広くその重要性が言われている「子どもの主体性」。誰かが敷いたレールを歩むのではなく、自分で考え自らの人生を切り開く姿勢はとても重要です。 主体的に行動する力は確実に必要であり、子育てにおいても意識しているご家庭は、増加の傾向にあるようです。 しかし、忙しい日常を、子どもの気持ちだけですすめることは難しく、結局は親が決めてしまったり、強いてしまったり。特に勉強が絡んでくると、主体性の追求に揺らぎが出てきてしまうこともあります。

          「子どもの主体性」というジレンマ―子育て家庭へ届けたい3つの処方箋

          子どもの「ながら勉強」をやめさせたい!

          YouTubeを見ながら、音楽を聴きながら勉強する我が子を見て、「あれで集中できるのかしら?」と、モヤモヤした経験はありませんか。 今回は子どもの「ながら勉強」に悩みを抱える方へ向けた記事です。 集中力が散漫になり、学習効率も悪くなりそうな「ながら勉強」。 何とかやめさせたいところですが、なぜ「ながら勉強」がダメなのか、明確に説明できますか? 実は「ながら勉強」にはデメリットだけではなく、メリットもあることが脳科学的に証明されています。そして方法によっては、勉強へのモチ

          子どもの「ながら勉強」をやめさせたい!