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共育ラボ ✕ 江藤真規さん

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記事一覧

後から表れる過干渉の弊害〜過干渉から離れる3つのコツ〜

「子どもの時間の使い方に口出しする」 「子どもの人間関係に助言する」 「子どもの机の中やスマホを覗いてしまう」 これって、もしかしたら過干渉?  「放っておいたら大変なことになるので、気づかせないと」   「育ちの環境を整えるのは親の仕事でしょ?」 「悪い習慣は早めに摘み取っておかないと」 もちろん、親側には「それなりの理由」があるのですが、子どもは日々成長する主体です。行き過ぎた援助や、子どものプライバシーを踏みにじる可能性のある行為は、成長の機会を狭めてしまう過干渉

テストの結果にどう声かけする?子どもの心を動かすシンプルな言葉5選

まず目に入るのは点数。次に、自分が期待していた点数との比較が始まり、「よかった!」「駄目だった」という判断が下ります。心から応援しているわが子だから、こういった気持ちになってしまうのは避けられないこと。 しかし、自分が感じたことを、即座に言動として子どもに伝えるのは、できる限り避けたいものです。思うようにならなかった結果に対して、「こんな点数とってどうするの」と言うのはもちろん、「よくできた!」と言い過ぎることも。 子どもの心は言葉で動きます。テストの結果に親はどう対応す

「学校に行きたくない」と言われたら…

「学校に行きたくない…」 できれば聞きたくなかったこの言葉は、ある日突然聞こえてきます。 「もしや…」 不登校児童生徒数が年々増え続けている事実が、親の不安を掻き立てます。 文部科学省のデータによれば、令和4年度の小・中学生の不登校児童生徒数は299,048人と過去最多。前年度からは54,108人の増加(前年度22.1%増)と、想像を超える勢いです。 もはや「特別なこと」ではなくなった子どもの不登校。個人の問題を超え、社会の課題をあぶり出している現象と言っても過言で

新年度に必見!進級・進学をチャンスにする"3つの工夫"

昨日と今日。たった一日では何も変わらないのに、進級・進学が絡むと、たった一日が大きな違いを生み出します。 昨日まで小学生だったのに、今日から中学生。 昨日まで2年生だったのに、今日から最終学年。 意識が大きく変化するのが、環境が変わるタイミング。しかし、ここぞとばかりに親の期待値が高まり過ぎてしまうと、子どもがストレスを抱えてしまうことも。 節目を上手に活用するための親の関わり、言葉かけについて考えていきましょう。 期待と不安が交差する「新しい環境」緊張とともにスター

「子どもの主体性」というジレンマ―子育て家庭へ届けたい3つの処方箋

見通しの立たない未来社会を生きるにあたって、広くその重要性が言われている「子どもの主体性」。誰かが敷いたレールを歩むのではなく、自分で考え自らの人生を切り開く姿勢はとても重要です。 主体的に行動する力は確実に必要であり、子育てにおいても意識しているご家庭は、増加の傾向にあるようです。 しかし、忙しい日常を、子どもの気持ちだけですすめることは難しく、結局は親が決めてしまったり、強いてしまったり。特に勉強が絡んでくると、主体性の追求に揺らぎが出てきてしまうこともあります。

子どもは変わる!やる気を引き出すコーチング4つのステップ

あの子がやる気を出している姿など、いつから見てないだろう。小さいころは、あんなに楽しく勉強していたのに。どうして意欲がなくなり、勉強から逃避するようになってしまったのだろう。 もしかしたら学校が合っていなかった?先生との相性? Aちゃんの影響かもしれない。いや、きっと私のせいだ。私が忙しすぎて、勉強を見てあげられなかったからだ。 心の中で、負の連鎖が始まります。 「やる気がない」と決めつける前にやるべきこと常にやる気に満ち溢れ、高みを目指して頑張っている子。これが親の期

伸びる子は「自己肯定感」が違う―親の関わりが決める

もう、聞き飽きた言葉かもしれませんが、あえてお伝えします。 「どれだけ知っているか」より「知識をどう使えるか」 これがこれからの社会で「人間」に求められる力です。 しかし、今一つわからないのが、「どう使うか」につながる力を育む具体的取り組みです。しかも、基盤となる学習を、ある意味"やらせながら"。 「未来社会の予想よりも、今何をすればいいのかを教えて欲しい!」 これが、子育て家庭のリアルなニーズと感じます。 専門家の言う通り「子育てには正解がない」のですが、それでも子

中学生の子に親が「勉強しなさい」と言ってはいけない理由

「あなたのために言ってあげているのよ」 確かにそうなのです。 放っておけばいいのに、あなたが大切だから、あなたのために教えてあげているのです。勉強がどれだけ大切かということを。 しかし、親の声は子どもが成長するにつれ、徐々に行き場を失ってしまいます。特に思春期には。中学生の子育てについて考えていきましょう。 コミュニケーションは「相手に伝わったこと」がゴール親「勉強しなさい」 子「わかってる」 親「早くしなさい」 子「わかっているって!もう少ししたらやる」 親「まだやっ