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共育ラボ ✕ 石田勝紀さん

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#悩み解決

子どもの「考える力」を引き出す"とっておきの声かけ"

「自分の頭で考える力」を育てる重要性「自分の頭で考える」 このような言葉はずいぶんと昔から聞かれる言葉ですが、昨今ほど、注目されるテーマはありません。というのも、2020年から段階的に小中高と学習指導要領が改訂され、そこには「思考力」がクローズアップされてきたからです。それを受け、入試問題も親世代の頃とは大きく傾向が変わりました。 例えば、大学入学共通テストの英語では、センター試験で出題されていた発音や文法などの小問がなくなり、すべてが長文読解になりました。長文読解といっ

反発するのは親のせい?反抗期の子に対する正しい行動とは

子どもの反抗はなぜ起こるのか子どもの反抗期というのは、全部で3つあると言われています。第一次反抗期の1歳〜3歳半、中間反抗期の5歳〜10歳、第二次反抗期の11歳〜17歳です。 特に思春期と言われる時期とも重なる第二次反抗期は、子どもたちは「理由のわからないイライラを抱える期間」と言われます。まさに奥村さんのお子さんはこの年齢にあたります。 筆者が主宰しているカフェスタイル勉強会「Mama Café」では、多くの質問をいただきます。その中の大半は、「親の言うことを聞かなく

進路の話で子どもと衝突?親子の"上手な"話し合いとは

子どもには「今、ここ」しかない親子間で進路の方針が異なることで、親子関係が悪化するというケースは少なくありません。特に、母親と子どもではなく、父親と子どもの間での食い違いが目立ちます。 そもそも、学校は親が通うのではなく、子どもが通うのですから、親が意固地になってまで子どもと口論するのはおかしい印象はあります。 しかし一方で、親側の意見としてよく耳にする「子どもが安易に進路を選んでいるので、後々後悔するだろうから、親の意見を聞いておいてほしい」ということもわからなくはあ

成績がぐんと伸びる!誰でもできる"正しい"英語の勉強法

いくら勉強しても伸びないのはつらいですよね。ただ、このような子はすぐに伸ばすことができます。なぜなら、モチベーションはすでにあるため、後は正しい勉強の手順を知ればいいだけだからです。 世の中には、語学のセンスを持っている人もたくさんおり、そのような人は英語の文章を見るだけで頭に入ってしまうようです。音感も良く、発音もすぐにマスターしますし、羨ましい限りです。 しかし、学校の英語のテストで高得点を取るためには、センスがあろうがなかろうが関係ありません。これまで筆者は4500

地元?首都圏?大学選びで"忘れてはいけない"最も重要な視点とは

地元の大学か?首都圏の大学か?地方在住の高校生が大学進学に伴い、在住しているエリアから流出する傾向は今も続いています。文部科学省の学校基本統計(平成29年度)によれば、大学入学時で流入超過の都道府県は10都府県に上ります。具体的には、東京、京都、大阪、神奈川、愛知、福岡、宮城、石川、滋賀、岡山です。特に東京と京都が他都道府県からの流入率が極めて高いことがデータから示されています。 一方で流出超過の県は37県になります。これらを見ると、大都市圏を中心に大学生が入ってきており

「勉強にハマる」を実現する親のアプローチ方法

勉強の意義よりもハマるかどうかまず、宿題をきちんとやっている段階で、素晴らしいです。筆者のもとには、「宿題をやらなくて困っている」「宿題をいい加減にやって出している」などの質問が後を絶ちません。 学校に行き、授業を受け、出された宿題をやることは当たり前のことと思われるかもしれませんが、その当たり前ができない子は世の中にたくさんいます。そのような意味では、まずお子さんを認めてあげてください。 とは言うものの、親視点では勉強に対してもっと前向きにやってもらいたいという気持ち

今さら聞けない!親子で一緒に考える「プログラミング教育」

プログラミング教育の背景コロナ禍の中で始まった学校でのプログラミング教育ですが、今ひとつ保護者の間ではプログラミングについての認識は薄いかもしれません。しかし、教育業界では大きな変化の一つとして受け止められております。 そもそも、プログラミングが入ってきた背景として、AIを始めとしたテクノロジーの進展が急速に進み、コンピューターがこれほどまでに日常に浸透してきたことがあります。 経済分野でもIT業界は今は時代の中心核にすらなっており、ITの人材の大幅な欠如があります。こ

トップ校に合格する子の親に共通する3つの特徴

子どもの高校受験を支える親の心得義務教育課程が終わると、たいていは高校に進学します。高校の進学率は100%と言っても過言ではないほど、ほとんどの子どもたちが進学します。 すると、そこには受験が存在します。中学受験を経験したことのない子にとっては、人生で初めての受験となります。13歳であれば「受験はまだ先」ということで、本人はあまり意識していないことでしょうし、今から強く意識する必要があるとも思えません。子どもたちには中学校生活を大いに楽しんでもらいたいと思います。 しか

子どもがぐんぐん伸びる夏休みの過ごし方

「長期休みは憂鬱になる」という親御さんも多いのではないでしょうか。理由は様々ですが、共働きの場合は子どもが親の目から離れた状態で家にいることに不安を覚えるようです。 また、長期休みは子どもにとってリズムが崩れやすい時期です。それもあって、親御さんは極力リズムが崩れないように規則正しい生活を子どもに課したいと思っていますが、その通りにはなかなかならず、イライラが募るということもあります。 一方で、長期休みを逆転発想して、「このような時期だからこそ、子どもの成長、学ぶ力を高め

原因は親の◯◯?地方の教育格差

地域による情報格差はあるのか地域によって情報格差が起こり、それが勉強面でも影響を与えるのではないかと懸念される気持ち、よくわかります。どこに住んでいるかということは、重要なファクターの一つだからです。しかし、それは一昔前までの話です。 今や情報はネットを通じてスマホで簡単に誰でも等しく得られる時代です。さらに、コロナ禍で急速に伸びたYouTube視聴も、以前は大人たちが眉を潜めていたツールでしたが、現在では多くの人が当たり前のようにYouTubeを視聴し、さらに配信者が激

脱・英語嫌い!英語に興味をもたせるために親ができる工夫

変化する英語教育で求められるもの英語は小学校5年生、6年生で教科化されました。その2年間で英単語数は600〜700と言われ、2024年度の小学校教科書改訂から単語数が限りなく700に近くなると言われています。小学校によっては小1から英語に力を入れている公立学校もあり、英語に対する意識は高まる一方です。 また、2020年から順次改訂された学習指導要領では、「思考力」が重視されることになり、それに伴って「考えさせる問題」が入試でも続出しています。 例えば、大学入学共通テスト