マガジンのカバー画像

お子さんの勉強が心配な方へ

15
共育ラボの中から「勉強」に関する記事を厳選してまとめました!効果的な勉強方法はもちろん、テストや受験に向けた計画の立て方、部活との両立、さらには親のサポート方法など、お子さんの勉…
運営しているクリエイター

#子育ての悩み

計算力アップ!専門家が教える「計算ミス」が激減する練習方法3選

「うちの子は計算ミスが多い」というお悩みをお持ちの親御さんは多いと思います。 この「計算ミス」による影響は、テストのときに間違えた問題で失点するだけではありません。実は、皆さんが思う以上に影響が大きい問題なのです。 計算ミスが多い子は、問題が不正解となったときに「単元の理解不足」が原因なのか、「計算ミス」が原因なのか、わかりづらくなってしまいます。計算を間違えた部分を探したり、解き直しをしたりするため、時間も体力も大きく消費してしまいます。勉強へのモチベーションが低下して

脱・丸暗記!専門家が教える「漢字嫌い」を克服する練習方法3選

「我が子が漢字の練習をしない」という声、多くの親御さんから寄せられます。 実際、漢字の学習は多くの子どもにとって難しく、つまずきやすい分野となっています。子どもたちにとって、漢字は一度覚えても忘れやすく、テストのためだけに勉強するものと思われがちです。何度も書いて覚える手順が面倒で、小学校の頃に嫌いになってしまった子もいるでしょう。 そんな取り組みにくい内容だからこそ、丸暗記だけに頼らず、ストレスを減らし、正しい方法でしっかりとトレーニングをしていくことが大切です。 今

成績がぐんと伸びる!誰でもできる"正しい"英語の勉強法

いくら勉強しても伸びないのはつらいですよね。ただ、このような子はすぐに伸ばすことができます。なぜなら、モチベーションはすでにあるため、後は正しい勉強の手順を知ればいいだけだからです。 世の中には、語学のセンスを持っている人もたくさんおり、そのような人は英語の文章を見るだけで頭に入ってしまうようです。音感も良く、発音もすぐにマスターしますし、羨ましい限りです。 しかし、学校の英語のテストで高得点を取るためには、センスがあろうがなかろうが関係ありません。これまで筆者は4500

今日からできる!授業を理解・定着する予習&復習のススメ

学校での勉強において、「授業で理解できない」「理解力がないから?」「わかったような気はしたけど、テストではできなかった」など様々な悩みがあると思います。このような悩みは、予習と復習を効果的に行うことで解決できる場合があります。 予習は新しい授業内容に触れる前に事前に学習し、授業中の理解を助けることができます。一方、復習は授業後に学んだ内容を定着させるために重要です。復習の取り組み方によって、定期テストや模試などへの取り組みやすさも変わってくるでしょう。 今回の記事では、学

「勉強にハマる」を実現する親のアプローチ方法

勉強の意義よりもハマるかどうかまず、宿題をきちんとやっている段階で、素晴らしいです。筆者のもとには、「宿題をやらなくて困っている」「宿題をいい加減にやって出している」などの質問が後を絶ちません。 学校に行き、授業を受け、出された宿題をやることは当たり前のことと思われるかもしれませんが、その当たり前ができない子は世の中にたくさんいます。そのような意味では、まずお子さんを認めてあげてください。 とは言うものの、親視点では勉強に対してもっと前向きにやってもらいたいという気持ち

逆算思考がカギ!定期テストで身につける学習計画力

中間テスト・期末テストは中学生・高校生にとって、学習の進捗を確認する大切なイベントです。ただ、これらの定期テストで伸ばすことができるのは「学力」だけではありません。 高校受験・大学受験に向けて大切な能力である「学習計画の作成・遂行」の能力を鍛える、これ以上ない場なのです。 各学年の1学期の期末テストは、その中でも特に良いトレーニングの場となります。親御さんが適切な声かけをし、「どのような勉強をすればよかった」をお子さんに考えるよう促すことで、「自分で勉強を進める力」を身に

テストの結果にどう声かけする?子どもの心を動かすシンプルな言葉5選

まず目に入るのは点数。次に、自分が期待していた点数との比較が始まり、「よかった!」「駄目だった」という判断が下ります。心から応援しているわが子だから、こういった気持ちになってしまうのは避けられないこと。 しかし、自分が感じたことを、即座に言動として子どもに伝えるのは、できる限り避けたいものです。思うようにならなかった結果に対して、「こんな点数とってどうするの」と言うのはもちろん、「よくできた!」と言い過ぎることも。 子どもの心は言葉で動きます。テストの結果に親はどう対応す

脱・英語嫌い!英語に興味をもたせるために親ができる工夫

変化する英語教育で求められるもの英語は小学校5年生、6年生で教科化されました。その2年間で英単語数は600〜700と言われ、2024年度の小学校教科書改訂から単語数が限りなく700に近くなると言われています。小学校によっては小1から英語に力を入れている公立学校もあり、英語に対する意識は高まる一方です。 また、2020年から順次改訂された学習指導要領では、「思考力」が重視されることになり、それに伴って「考えさせる問題」が入試でも続出しています。 例えば、大学入学共通テスト

学年上位が実践している定期テスト対策の3ステップ

中学校で学期ごとにおこなわれる定期テスト。その結果は、高校入試の際に重視される内申点にも大きく影響します。 さて、この定期テストの対策、お子さんはちゃんと勉強できていますか? 「頑張ろうと思ってるんだけど、勉強のやり方がわからない」なんていうお悩みを抱えてはいないでしょうか? 今回は定期テストの効率的な対策法として、私がいつも子どもたちに伝えている勉強のやり方を紹介します。 平均90点以上取る子たちが実践しているのが、次の3つのステップです。 順に詳しく説明していき

中学生が知っておくべき定期テストの真実

中学校に入ると、子どもたちの前に立ちはだかるのが定期テストです。小学校で行われていたテストとは大きく違うため、戸惑う生徒、親御さんも少なくありません。 さらに、定期テストの結果は、高校入試の際に重視される内申点にも大きく影響します。 そのため、早いうちから「定期テストにどう対応していくか?」という心構えを親子で共有しておくことは大切です。 充実した中学校生活を過ごすためにも、また、高校進学の選択の幅を広げるためにも、 知っておきたい定期テストについて、詳しく解説します。

"計画的に"勉強を進めるスケジュールの立て方

中学校に進学するタイミングで、「自分で計画的に学習するようになってほしい」と考える親御さんは多いのではないでしょうか。 お子さんが小学生の間は親御さんが学習計画を立てたり、進み具合をチェックしたりするご家庭も多いかもしれません。ところが、中高生になるとそのような管理も難しくなってきます。 なぜなら、テストやレポートの日程・範囲などは基本的にお子さんにのみ伝達されることが多いからです。つまり親御さんが学校の学習内容をすべて把握するのは難しいということですね。そのため、お子さ

子どもの「ながら勉強」をやめさせたい!

YouTubeを見ながら、音楽を聴きながら勉強する我が子を見て、「あれで集中できるのかしら?」と、モヤモヤした経験はありませんか。 今回は子どもの「ながら勉強」に悩みを抱える方へ向けた記事です。 集中力が散漫になり、学習効率も悪くなりそうな「ながら勉強」。 何とかやめさせたいところですが、なぜ「ながら勉強」がダメなのか、明確に説明できますか? 実は「ながら勉強」にはデメリットだけではなく、メリットもあることが脳科学的に証明されています。そして方法によっては、勉強へのモチ

勉強せずにゲームと動画ばかりの子に親はどうすれば…?

ゲーム、スマホに関する相談、悩みは後を絶ちません。 筆者はこれまで7年間で1万人以上のママさんから対面で相談を受け、回答してきましたが、その中でも、「ゲームばかり」「動画(スマホやタブレット)ばかり」というフレーズをたくさん聞いてきました。 小学生はゲームが、中学生になるとそこにスマホが入り込み、もはや親のコントロールが効かないという状況にある家庭も多々あるようです。 一方で、興味深いのは、子どもの学力や成績が良いとそのような相談はありません。 では、学力が高い子はゲー

中学生の子に親が「勉強しなさい」と言ってはいけない理由

「あなたのために言ってあげているのよ」 確かにそうなのです。 放っておけばいいのに、あなたが大切だから、あなたのために教えてあげているのです。勉強がどれだけ大切かということを。 しかし、親の声は子どもが成長するにつれ、徐々に行き場を失ってしまいます。特に思春期には。中学生の子育てについて考えていきましょう。 コミュニケーションは「相手に伝わったこと」がゴール親「勉強しなさい」 子「わかってる」 親「早くしなさい」 子「わかっているって!もう少ししたらやる」 親「まだやっ